ヒムソンはこれまで、企業コンプライアンス、誠実な経営を重視し、公平・公正・公開のもとで事業を展開することに注力してきました。中国国内および海外で業務を展開する中で、ヒムソンは断固として各国が適用する腐敗、賄賂関連の法令および規則に従い、いかなる形の腐敗と賄賂行為にも断固として反対します。
そのため、ヒムソンは「ヒムソン海外業務員コンプライアンス行動規範」(以下「行動規範」という)を制定し、基本規範、内部行動コンプライアンス要求、対外行動コンプライアンス要求、その他の個人行動規範、経営陣のコンプライアンス責任および相談・通報・違反処理の 6 つの面からヒムソンの海外業務員の業務遂行に対して全面的に取り締まります。同時に、海外の腐敗・賄賂防止関連事項を絶対的に重視するため、ヒムソンは本『ヒムソン腐敗・賄賂防止ポリシー』(以下「本腐敗防止コンプライアンスポリシー」という)を制定し、これらの分野で未完成の事項をさらに規定します。
本腐敗防止コンプライアンスポリシーは、ヒムソン・レーザー・テクノロジー・グループ(中国 語:海目星激光科技集団股份有限公司)、その国内外の持株子会社、関連会社および各種分支機構(以下「ヒムソン」という)の取締役、役員、正社員、アルバイト、コンサルタント、アウトソーシング、インターンシップ、労働者、派遣/駐在員、代理人、その他当社を代表して行動する人員など(以下「関連主体」という)に適用されます。各関係主体はいずれもヒムソンが制定した腐敗・賄賂防止関連政策を遵守し、維持しなければなりません。本腐敗防止コンプライアンスポリシーが現地の法令および規則等と一致しない場合は、より厳格な要件に準ずるものとします。
ヒムソンは、指導レベル、サポートレベル、プロセスレベル、監督レベル、最適化レベルの 5つの次元から、自らの腐敗・賄賂防止コンプライアンスシステムを構築することに力を注いでいます。
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指導レベル
ヒムソンのトップは、グループ内の腐敗·賄賂防止コンプライアンス活動を非常に重視しています。そのため、ヒムソンは内部にグループ内の腐敗·賄賂防止コンプライアンス業務を担当する監査部を設立しました。ヒムソンはまた、ヒムソングループ監査委員会を設立しました。ヒムソン指導部は『役員腐敗防止コンプライアンス承諾書』について承諾し、グループ内で本腐敗·賄賂防止コンプライアンス制度と付帯ポリシーを推進し、会社の腐敗・賄賂行為に対する態度と目標を明確にし、『ヒムソン腐敗防止コンプライアンス承諾書』について承諾し、コンプライアンス誠実経営という企業発展の礎をしっかり築くことに力を入れることで、効果的に執行することができ、監督が受けられ、持続的に最適化された腐敗·賄賂防止管理システムを構築してきました。
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サポートレベル
グループの腐敗·賄賂防止管理システムの健全と良好な運営を支持するために、ヒムソンはグループ内の関連部門に十分な資源支持を与え、役員と従業員の腐敗·賄賂防止関連の研修と宣伝・通貫を展開し、グループ内のすべてのメンバーが仕事の警戒線を勉強・掌握してもらい、腐敗·賄賂防止事業の第一の防衛線をしっかりと張ることができるように取り組んでいます。
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プロセスレベル
サプライヤーなどの第三者の採用と声明文の署名、接待と出張旅費、購買取引など の具体的な分野において、ヒムソンは明確かつ具体的なプロセス審査・承認要求とステップを設け、明確なルールを通じて制度の効果的な執行を保障し、トップデザインから腐敗・賄賂行為が発生する可能性を減らし、腐敗・賄賂防止業務の第二の防御線をしっかりと張ります。
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監督レベル
ヒムソン監査部は定期的にコンプライアンス監査を行い、グループ内のリスク行為を識別し、グループ制度の実施状況を評価します。ヒムソンは同時に、明確な通報ルートと関連責任部門を設置することで、関係者が通報ルートを通じて関連手がかりを提供することを奨励します。そういう有力な監督と定期的な評価がヒムソンの腐敗・賄賂防止活動の第三の防御線となりました。
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最適化レベル
監督システムで発見された問題点について、ヒムソンは問題があれば必ず追及するという姿勢をとっており、調査研究を通じて関連事実と問題点を明らかにし、調査結果に基づいて関連措置を講じます。継続的な監督と改善を通じて、ヒムソン自身の腐敗・賄賂防止コンプライアンス分野における不足などが最適化され、自らのコンプライアンスシステムを絶えず更新・改善していきます。
法律のレッドライン
ヒムソンは商業分野と公共分野での賄賂を厳しく禁じています。公共分野では、本腐敗防止コンプライアンスポリシーは、事業または不当な利益を獲得または保持するために、「公務員」およびその家族に直接または間接的にいかなる有価物或いは利益を提供・承諾・授権し、または供与することを禁止しています。上記の「公務員」には、外国政府およびその部門内に在職する役人のみならず、外国政府が政府機能を所有または支配し、かつ履行する企業、公共国際組織の人員、さらにはこれらの主体を代表して行動する個人およびその他の公共サービスに従事する者も含まれています。
ビジネス分野においても、当社の従業員が私企業の従業員およびその家族にいかなる有価物を提供・承諾・授権または供与することで、受領者が当該私企業にある職務に反する行為を行うことまたは行わないことに不当な影響を与えることにより、不正な利益を得ることを禁じています。同時に、ヒムソンは、会社の従業員が上記の不正な目的を持って提供・承諾・授権、または供与されたいかなる実体の有価物を受領することも禁止しています。
ヒムソンはまた、関連主体が虚偽資料の提供、事実の捏造、資金源の隠匿による帳簿の数字が合わないなどの不正なルートを通じて、グループの腐敗・賄賂防止コンプライアンスシステムの監督管理を回避することを厳しく禁止しています。
具体細則
1. 贈答品、接待、出張
ヒムソンの従業員は、意思決定に影響を与え、または不当な利益を得るために、金銭、贈答品、出張旅費、仕事の機会などを含むがこれらに限定されなく、いかなる有価物やその他の利益を直接あるいは間接に公務員または関係者に提供、承諾、授権、供与、受領、または要求してはいけません。
通常のビジネス招宴、接待、贈答品などはビジネス分野においてよくあるやり方であるので、ヒムソンはそれについて禁止していません。ただし、当該接待行為が不正行為となることを 避けるため、関係者は接待事項を処理する際に、少なくとも接待目的、接待対象、接待項目、接待場面の 4 つの次元から判断しなければなりません。
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接待目的:ある決定に影響を与え、またはその他の不正な利益を図るために接待してはいけないが、同時にその他の条件に合致する場合には、正常な商業提携関係を構築または維持する目的で接待することができます。
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接待対象:会社の接待対象が政府や公共机関の背景を持っている可能性があるかどうかや会社と利益相反であるかどうかを判断しなければなりません。
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接待項目:接待に関連する贈答品、招宴、出張旅費などの項目の実質および金額はいずれも関連業界の正常な商慣習および現地の社会一般基準に合致しなければなりません。接待交際費は、社会的に受け入れ可能な程度または現地の法令及び規則に関連する規定の限度額を超えてはいけません。
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接待場面:接待が発生した時点が「敏感な時期」、すなわち入札、契約調印などの事項の重要な時点にあるかどうかのことを指します。そのようなタイミングは、関連接待が不正な腐敗・賄賂行為とみなされやすいです。
上記の通り、ヒムソンも同様に、従業員の意思決定や判断に影響を与えるとみなされるいかなる贈答品、款待、出張などの接待を受けることを禁止しています。可能な場合、従業員は贈答品を受け取る前に【上級主管部門】の承認を求めなければなりません。事前の承認を得られない状况が発生した場合(例えば、外部の人が直接会社に贈答品を送った場合)、従業員も直ちに【上級主管部門】に関連事項を報告しなければなりません。
贈答品、款待、出張に関する詳細な指導については、『ヒムソン海外本土接待政策』を参照してください。
2. 慈善と寄付
ヒムソンは慈善と寄付の形で腐敗の目的を隠すことを禁止し、慈善や寄付を通じて公務 員に不当な影響を与えたり、不正な利益などを得たりすることを決して許しません。しかし、慈善活動の一環として政府機関に(個々の政府関係者にではなく)直接寄付することが 必ずしも禁止されているわけではありません。このような寄付を行う前に、事前に【監査部】 の許可を得る必要があります。
3. サードパーティ・パートナーの管理
本腐敗防止コンプライアンスポリシーでの「サードパーティ・パートナー」とは、会社のサプライヤ、販売代理店、代理店、請負業者、コンサルタントおよび会社を代表して行動するその他のサードパーティ(以下「第三者」という)を指します。ヒムソンは公平・公正・公開の原則に基づき、第三者と協力し、第三者に『ヒムソン腐敗・賄賂防止ポリシー』『サプライヤー清廉潔白告知書』などの文書を提供し、『ヒムソンサードパーティパートナー管理コンプライアンスポリシー』などの文書を遵守し、また腐敗・賄賂防止に関連する条項を含む契約書に調印してもらいます。
ヒムソンは影響力のある公務員、私企業のいかなる方やその家族に対し、第三者による賄賂を禁止しています。ヒムソンはまた、自社の従業員が第三者を通じて、公務員や私企業のいかなる人やその家族に賄賂を贈ることを禁じています。それに応じて、ヒムソンも同様に商慣習にそぐわない贈答品、接待、出張旅費の精算など、第三者がヒムソンの従業員に賄賂を贈ってはいけないと求めています。
サードパーティパートナーの管理に関する詳細なガイダンスについては、『ヒムソンサードパーティパートナー管理コンプライアンスポリシー』を参照してください。
4. 帳簿と記録
ヒムソンは業務を展開する中で、透明、公正な方式を堅持し、真実、完全、正確を原則として会社の資産処理と支出を記録しています。ヒムソンは、虚偽資料の提供、隠蔽事実の捏造、資金源の隠匿などを通じて、グループの腐敗・賄賂防止監督システムを回避することを厳禁しています。
5. その他の事項
政治献金-ヒムソンは政党の政治活動に直接間接を問わず関与しないものとし、地元の政党、候補者、その関係者、またはその関連組織などに対する後援活動を行わないものとします。
ファシリテーション・ペイメント - ヒムソンの賄賂禁止規定はその規模や目的にかかわらず、ファシリテーション・ペイメントを含むすべての不正な支払いに適用されます。ファシリテーション・ペイメントとは、普通の免許、営業許可の取得、ビザ等の政府書類の取り扱い、通関、電話、電気或いは水道のサービス提供、貨物の積み下ろし等、政府職員の裁量がない 業務またはサービスの迅速化と円滑化を図るために、政府職員に少額の支払いを行うこと を指します。多くの国がこのような世話料を禁止しているため、ヒムソンは関係主体がどの国の政府関係者にもファシリテーション・ペイメントを支払うことを禁止しています。
相談と通報
すべてのヒムソン従業員およびその他の第三者関係者は、適用可能な腐敗・賄賂防止法令・規制およびヒムソンの腐敗・賄賂防止コンプライアンスポリシーを遵守しなければなりません。本腐敗防止コンプライアンスポリシーを遵守できなかった場合、『従業員の違反行為処罰管理弁法』などの会社制度、政策規定によって処罰を受け、処分が重い場合は雇用関係の終了、賞与の全額控除、厳重警告および業務関係の終了などが含まれます。本腐敗防止コンプライアンスポリシーについて何かご質問がございましたら、【メール】で【監査部】までお問い合わせください。
本ポリシーに違反している疑いがある、または違反しているいかなる人を発見した場合、以下のルートで通報してください:
通報メール:jubao@hymson.com |
専用通報電話:+86-0755-28197985-8118 |
ヒムソンはそれに厳粛に対応し、必要な調査を行います。当社は、法令違反行為に対する積極的な通報を歓迎し、奨励するとともに、通報者の身元を厳重に秘密にし、潜在的なコンプライアンス問題を善意で通報する方に対する脅迫や報復を一切許しません。