ヒムソンはこれまで、企業のコンプライアンス、誠実な経営を重視し、公平・公正・公開のもとで事業を展開することに注力してきました。中国及び海外で業務を展開する中で、ヒムソンは各国が適用する腐敗・賄賂防止関連の法令および規則を遵守し、いかなる形式の腐敗と賄賂行為にも断固として反対します。
本『ヒムソンサードパーティパートナー管理コンプライアンスポリシー』(以下「第三者管理ポリシー」という)は、ヒムソン・レーザー・テクノロジー・グループ、その国内外の持株子会社、関連会社、並びに各種分支機構(以下「ヒムソン」という)、および当社全てのサードパーティーパートナーに適用されます。当社全てのサードパーティーパートナーはサプライヤー、販売代理店、代理店、請負業者、コンサルタント、その他のいかなる当社を代表する或いは当社を代表して行動する第三者、及び当社に代わって業務を遂行するために当社が雇用した下請け業者(以下「第三者」という)を含んでいます。本『第三者管理ポリシー』が現地の法令等と一致しない場合は、より厳格な要件に準ずるものとします。
ヒムソンは影響力のある公務員、私企業のいかなる方やその家族に賄賂することを禁止しており、自社の従業員が第三者を利用して賄賂することも同様に禁止しています。それに応して、ヒムソンも同様に第三者がヒムソンの従業員に賄賂してはいけないことを要求しています。どのような行為が「賄賂」にあたるかについては、「ヒムソン腐敗・賄賂防止ポリシー」をご覧ください。
デューデリジェンス
ヒムソンを代表する可能性があるいかなる第三者が、公務員や政府機関などと事実のインタラクション関係を構築する前に、ヒムソンのデューディリジェンスを通じて、サプライヤーのデューディリジェンスの審査中に発生した「危険信号」(下記を参照)をヒムソン【調達部門】が満足できるように解決し、実施された対策を記録しなければなりません。ヒムソンは、アクティブなサプライヤーに対して定期的にデューデリジェンスを再開することを堅持しています。
書面契約書
ヒムソンは第三者に対し、すべての適用される腐敗・賄賂防止の法令・規則を遵守し、現地の業界と社会の道徳基準に従い、『ヒムソン腐敗・賄賂防止ポリシー』『第三者管理ポリシー』及びその他のヒムソンと締結した協定に規定された関連要件を学習し、遵守するよう求めています。
ヒムソンは、第三者との間で書面による合意によって、それぞれの権利・義務の分配を堅持し、記録及び閲覧可能な方法でそれぞれが提供するサービスまたは製品、それに対応する金額及び支払い方等を明確にすることを堅持しています。【法律合規部】は本契約を審査・許可します。許可を得ない限り、第三者との協力を行うことはできません。当該契約には、適切な賄賂防止条項を含まなければなりません。
正式に協力した後、ヒムソンの関係者は第三者の活動と費用を監視し、適用される腐敗防止法と会社ポリシーを継続的に遵守するようにしなければなりません。第三者に対する コミッション、補償金、清算金など全ての支払いは、第三者が提供するサービスまたは製品に直接関連する通常の合理的な支払いである必要があり、会社の帳簿と記録に真実、正確、完全に記録されていなければなりません。開示されていないまたは記録されていない勘定科目は、作成または使用してはいけません。現金で第三者に支払をしてはいけません。第三者との間で契約に定められた銀行口座以外の口座、または契約に含まれていないその他の経路を通じて支払いを行うことはできません。
危険信号
下記の危険信号は、第三者が行っている、または行おうの可能性がある不正行為や腐敗・賄賂行為に関する法令および規制、またはヒムソンに関するポリシーに違反する活動です。
1.第三者の能力:第三者が提供しようとする製品、サービスに相応しい資格または経験を有しておらず、証明資料を提供することができないこと。第三者が政府の助成金や補助金に強く依存していること。第三者は不正防止コンプライアンスシステムまたは対策がないこと。
2. 第三者の背景:第三者がプロジェクトに関係する公務員と関わり、個人的またはビジネス上の密接的な関係がある(公務員またはその近親者を採用したことがある、または採用中であるなど)こと。公務員が特定の第三者を採用するようにヒムソンを要求・提案・指名・推薦し、かつ、その意向の合理的な根拠を説明することができないこと。第三者が正当な営業理由がない場合に、ダミー会社、オフショア会社或いは持株会社を利用するか、その他の方法により、自己の所有権を隠蔽することを含み、その株主、パートナーまたは委託者の身元の開示を拒否すること。
3. ネガティブな情報:第三者が過去に腐敗・賄賂関連の訴訟、仲裁などの紛争やネガティブな報道があった、またはあっていること。第三者が腐敗・賄賂防止関連の法令・規則に違反していると訴えられたことがある、または訴えられていること。
4. 異常な支払請求:第三者の支払請求がヒムソンと締結した関連契約の規定に合致していないか、業界の慣例に違反すること。正当な商業理由が不足している場合、第三者は値段が通常より高い領収書を要求するか、契約に約束がない場合に前払金を支払うよう要求すること。第三者が支払うと要求するコミッションは一般的な業界慣例より明らかに上回ること。第三者が、第三者との間で契約に規定された銀行口座以外の口座への支払を請求するか、契約に含まれていないその他の経路を通じて支払を請求すること。第三者が現金の直接支払を請求すること。第三者が複数の通貨または追跡不可能な資金での支払を請求すること。第三者が政治献金または慈善寄付を要請すること。
5.その他の疑わしい行為:第三者がヒムソンの腐敗防止コンプライアンスポリシーおよび適用可能な関連法令・規則の遵守を拒否するまたは書面で約束することを拒否すること。第三者が偽造されたまたは真正でない書類を提供すること。第三者はヒムソンに提供しているサービスやその雇用条件を秘密にしたいと申し出すこと。
相談と通報
すべてのヒムソンの従業員およびその他の第三者関係者は、適用可能な腐敗・賄賂防止法令・規則及びヒムソン腐敗・賄賂防止ポリシーを遵守しなければなりません。本腐敗防止コンプライアンスポリシーを遵守できなかった場合は、『従業員の違反行為処罰管理弁法』などの会社制度、政策規定により処罰を受け、処分が重い場合は雇用関係の終了、賞与の全額控除、厳重警告及び業務関係の終了などが含まれます。この不正防止コンプライアンスポリシーについて何かご質問がございましたら、【メール】で【監査部】までお問い合わせください。
本ポリシーに違反している疑いがある、または違反しているいかなる人を発見した場合、以下のルートで通報してください:
通報メール:jubao@hymson.com |
専用通報電話:+86-0755-28197985-8118 |
ヒムソンはそれに厳粛に対応し、必要な調査を行います。当社は、法令違反行為に対する積極的な通報を歓迎し、奨励するとともに、通報者の身元を厳重に秘密にし、潜在的なコンプライアンス問題を善意で通報する方に対する脅迫や報復を一切許しません。